taku7983
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はじめに
本日は公的保険(社会保険)のうち労災保険について見ていきましょう。
- 社会保険(狭義)
- 医療保険
- 健康保険:会社員とその家族が対象
- 国民健康保険:自営業者とその家族が対象
- 後期高齢者医療制度:75歳以上の人が対象
- 介護保険
- 年金保険(国民年金・厚生年金)
- 労働保険
労働者災害補償保険(労災保険)の内容
労災保険は、業務上や通勤途中における労働者の病気、けが、障害、死亡等に対して給付が行われる制度です。災害の種類は3つあります。
- 業務災害:業務上における病気・けが・障害・死亡等
- 複数業務要件災害:2以上の会社の業務を要因とする病気・けが・障害・死亡等
- 通勤災害:通勤途上における病気、けが、障害、死亡等
労働者災害補償保険は業務上の病気やけがの他に通勤時の病気やけがも給付の対象となる。
労働者災害補償保険(労災保険)の対象者など
- 対象者
- すべての労働者(経営者である社長や役員は含まない、アルバイト・日雇い労働者・外国人労働者などは含む)
- どんな時に給付対象か
- 業務災害又は通勤災害による病気・ケガ・障害・死亡など
- 保険料
- 主な給付内容
- 療養給付
- 治療を受けた時の治療費自己負担がない。また、病気などで休業した場合4日目から給付基礎日額の60%が支給されます。
- 障害給付
- 労働者が業務上のけがや病気により療養し、療養開始後1年6カ月経過しても傷病が治っておらず、傷病等級が1級から3級に該当する場合に支給されます。
- 特別加入制度
- 社長・役員や自営業、労災保険の適用を受けない中小企業主などが、一定要件に該当する場合、任意に特別加入できる制度があります。
- 個人タクシー業者や大工さん(一人親方)など
労働者災害補償保険の保険料は、事業主が50%負担する。
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FP3級の勉強をはじめたことでお金に対する意識が変化。お休みの日はカフェ巡りが趣味♪