専属専任媒介契約とは
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【FP3級】合格のお部屋
アスベストは、自然界に存在する鉱物の一種で、非常に耐久性があり、断熱性や耐火性に優れています。その特性から、過去には建築材料や断熱材として広く使用されていました。アスベストは繊維状に分かれ、微細な粒子が空気中に漂うことができます。
しかし、アスベストは健康に対して非常に危険な物質であり、吸入すると呼吸器系に深刻な影響を及ぼす可能性があります。アスベストに露出することで、肺がん、中皮腫(胸膜や腹膜のがん)、石綿肺(asbestosisとも呼ばれる疾患で、肺の組織が石綿繊維によって傷つく状態)などの疾患のリスクが増加します。
そのため、多くの国々でアスベストの使用は規制されており、安全な取り扱いが求められています。建物や施設の改修や解体などの際には、アスベストが含まれていないかどうかを確認し、適切な対策を取ることが重要です。
日本では1970年代以降の高度成長期に、ビルの断熱や保熱を目的としてアスベストが大量に消費されていたため、その潜伏期間が丁度終わり始める21世紀に入ってからアスベストが原因で発生したと思われる肺がんや中皮腫による死亡者が増加る。
現在では建物に使用することは禁止され、これまでに使用された建物ではアスベストの除去作業も進められています。
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